「青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない」
・ストーリー
麻衣と交際を始めた日の翌日は、昨日と同じ日がループしており、麻衣との交際開始が無かったことになっていたのだった。
原因は高校の後輩・古賀朋絵による思春期症候群で、朋絵は自分の友人関係を守るため3年生の前沢からの告白を回避しなければならない状況にあり、回避できるまで同じ日を繰り返していた。
告白回避のため咲太と朋絵は嘘の恋人関係を演じることになるが、朋絵は咲太とのデートを経験したり、自分のために咲太が前沢と喧嘩するところなどを見たりするうちに、咲太に対して本当に恋心を抱くように……。
嘘の恋人関係を解消する約束である学期の終業式の日を終えるも、本心では別れたくない朋絵が再び思春期症候群を発症して、その日の繰り返しが始まってしまう。
4回目。朋絵が咲太に告白をして振られることで、思春期症候群は解決した。
甘酸っぱいお話。
相変わらずお話はよくまとめられた話で、奇麗な文章でした。
物語は6月27日の朝、咲太が朝のニュース番組でワールドカップ初戦での日本代表の勝利を伝えられ、困惑する場面から始まる。
そして咲太が眼にした日本代表勝利の報、それは前日の朝、咲太自身が眼にしたニュースと寸分たがわぬ内容であり、妹のかえでを始め、町の人々も峰ヶ原高校の生徒も誰一人として「同じ日が繰り返されている事に気付かない」という異常な状況にますます困惑する咲太。
昼休み。麻衣先輩に正式な交際を受け入れて貰い有頂天に。
しかしその夜、再び時間は巻き戻されるが再現されたのは日本代表が敗れる少しだけ違った27日。
相談した理央に位置と運動量を同時に観測できる「ラプラスの魔」の関与を示唆された咲太だったが、昼休みに麻衣に会いに出かけた空き教室で古賀朋絵と再会するという感じ。
尻を蹴り合った仲の博多弁娘の古賀朋絵が今回のヒロインであり、メインの話ですが、ちゃんと前回のメインヒロインである麻衣先輩の出番もあります。
一巻で気になった人や表紙で気になった人はぜひ、読んで見ては?
ちなみに巻数お間違えなく。1巻2巻と記載され
ていないので、(確か)
タイトルは確認した方がよろしいかもです。
ていないので、(確か)
タイトルは確認した方がよろしいかもです。