2019/06/15

機動戦士Zガンダム 審判のメイス 1~3





機動戦士Zガンダム 審判のメイス

機動戦士Zガンダム 審判のメイス一巻です。
一巻から三巻まで感想を交えて紹介します。

・あらすじ

宇宙世紀0089年——
第一次ネオ・ジオン戦争は終結したものの、地球圏の騒乱が続く時代——

サラミス改級巡洋艦“デルフォイ’’に赴任してきた地球連邦軍のパイロットである兵士のヨーンは、思い人であるアイリスと一年ぶりの再会を果たす。

しかし、再会を喜ぶのも束の間であり、ネオ・ジオン残党が小惑星基地“ダモクレス’’を襲撃したとの報せが入る。
地球圏に新たな危機が訪れようとしているのだった……。



・登場人物

・ヨーン・ユルヤナ
元カラバの義勇兵。地球から宇宙に上がり、そこでアイリスと再会してガンダムグリンブルスティに搭乗する。

・アイリス・アリスン
元ティターンズ兵で、グリプス戦役の途中でカラバに移籍した。
ヨーンの気持ちを素直に口に出せない。

・ガンダムグリンブルスティ
強化人間用に開発された機体。U.C0089年において破格な機動性を持つが、その過激な運動からくる強いGにより、扱うことすら難しく、欠陥品として扱われていた。



主人公であるヨーンが少年時代にティターンズに村を焼き払われるところから始まります。
ページ合間に、Zガンダム本遍のカットや設定が記載されています。初めてZガンダムの世界感を知るためのページだと思います。


どちらかというとライトノベル的な雰囲気を持ち合わせている雰囲気で、初めてZガンダムの世界感を軽く知るにはいいかもしれません。本編とは雰囲気は違いますが、とっつきやすいコミックだと思います。

主人公は王道な少年って感じで、ヒロインは可愛い感じで、合間で紹介されている本編のキャラクターと比べると、思わず同じ世界の人? ってなりますが、これもZガンダムのいいところです。

もちろん、Zガンダム好きにもいいかも。外伝なので、Zガンダムの幅が広がるかもしれませんね。

Zガンダムの懐の広さを感じさせます。




           回想シーンでザクキャノンが出ます。

                                                               




機動戦士Zガンダム 審判のメイス二巻です。

・あらすじ

地球連邦軍の小惑星基地“ダモクレス’’がネオ・ジオンの手によって占拠された。


その狙いが、ダモクレスを大質量兵器として地球に落とすことだと睨んだ、ヨーンたちは“デルフォイ’’隊は奪還作戦を決行するのであった。




しかし、ヨーンの前に、アクシズの騎士が操るリゲルグが立ちはだかるのであった!




リゲルグが出て、ヨーンたちと戦います。

どちらかというと、本作品は、たぶんZZよりの話が多いかもしれません。ラブコメ要素が強く、ガンダムとしては意外な作品かも? しれません。

それにしてもリゲルグは意外でしたね。普通にゲルググとかザクのカスタマイズ機とか出てくるのかと思っていました。

リゲルグ好きにはたまらない! かも。





                                                                   





機動戦士Zガンダム 審判のメイス三巻です。

最終巻で、ラストです。



・あらすじ

彗星落としを阻止すべく、ガンダム[グリンブルスティ]は最後の戦場へ!!

ネオ・ジオン残党の真の狙い、それは地球への彗星落としだった。
ヨーンたちデルフォイ隊は彗星の軌道を変更する作戦を選択し、最終決戦へと挑む。

しかし、彗星の核では憎しみの炎燃やすハンスが駆るハンマ・ハンマが待ちかまえていて……
グリンブルスティVSハンマ・ハンマ、人類の命運をかけた勝負の行方は――


ついにラスボスとの戦い!



グリンブルスティVSハンマ・ハンマと、字の通りですが、その通りに。ハンマ・ハンマ好きには最高なのかもしれません。




結構ZZの機体がプッシュされていて、個人的にいいですね。




後、主人公であるヨーンとアイリスのカップル感が見れます。というより、こちらが話の半分取っているような気がしますが、Zガンダム~~ガンダムZZの世界感でボーイミーツガールの話を書いた感じだと思います。




全三巻なので、Zガンダムの外伝としては、というよりはガンダムZZの外伝という感じでした。