・ストーリー
我々のいる宇宙とは異なる、別次元の宇宙において――
遥か昔、この世界がまだ果てない海と空だけだった頃、巨神と機神の二柱の神は、互いのすべてをかけて戦い、骸となった。
それから幾千の月日が流れた。
巨神界に暮らすホムス族は、機神の骸から生まれたとされる機械生命体、機神兵の侵攻によって存亡の危機に瀕していた。機神兵たちはホムスに対し情け容赦のない殺戮を続けていたが、かつて機神を討ち果たしたといわれる神剣、モナドを振るう英雄ダンバンの手によって辛くも退けられる。しかし、強大な力、モナドはダンバンの身体を蝕み、心身をひどく消耗したダンバンは長きに渡る療養を余儀なくされた。
それから一年後。つかの間の平和を謳歌していた人々の暮らす「コロニー9」が突如として舞い降りた機神兵によって再び襲撃を受けた事に、主人公、シュルクの物語が動き始める。
シュルクは出会う仲間たちと手を合わせて機神兵と戦う。だが、機神界に乗り込んでから、初めて機神と巨神の壮絶な過去を知るのだった。それを知ったシュルクは、巨神と機神が互いに手を取り合い、神のない世界の創造を目指して奮闘する。
壮大なストーリーです。SFとファンタジーが融合した世界感に圧倒されます。高低差のあるフィールドで、広い!ストーリーが進行し、訪れるロケーションはいずれも美麗かつ個性溢れる豊かな世界感。とにかく没入感を防げることなくゼノブレイドの世界を堪能できます。
世界感を味わいたい、ただ美麗で個性のあるフィールドを眺めたい、歩き回りたいというだけでもオススメ。
天候や時間変化もあり、景色も変わるので、飽きることはあまり無いかと思います。
ロードも殆どなく無いですし、シームレスに展開される戦闘もまた良い。スムーズで尚緊張感のある戦闘、そしてユニークモンスターなど、個性のあるモンスターが多い。
育成要素も多く、強い敵に合わせて装備を組み合わせたり、オーソドックスですが、癖のある戦闘システムですので、丁度良い感じに仕上がっていますね。
シナリオは王道で惹きこまれる展開で、奥深いシナリオだと思います。キャラクターも初見は地味に見えましたが、個性がしっかりして、ドラマもあり、一人一人作りこまれて見せ場もあるのです。素敵なパーティーメンバーでした。
曲も広大な雰囲気を引き出していて最高でした。基本的に全部良曲。
後、new3DSとの違いで、Wii版と変わらず快適で、コレクションモードが増えました。『トークン』というものを使用してくじを引き、キャラクターモデルや、BGMを入手できます。プレイ時間100時間増えても表示が可能になりました。
new3DS、Wii版どちらでもいいと思いますので、興味のある人、もう一度プレイしたい人はぜひやってみては?
new3DSという小型ゲーム機で、広いフィールドを見渡せて歩けるというのは凄いかと。
個人的に買って損はないRPGです。