プロジェクトファイルＺガンダムです。
・概要
君は再び、刻の涙を見る―――
TVアニメ『機動戦士Zガンダム』で描かれた、エゥーゴ×ティターンズ×アクシズ
三つ巴の抗争「グリプス戦役」の実態。
アースノイドとスペースノイドの対立構造、「エゥーゴ」「ティターンズ」「アクシズ」を筆頭とする複数の組織。
そしてそれぞれに参画するキャラクターたちの利害と力関係が複雑に絡み合った結果、
グリプス戦役ではなにが起き、どのように収束していったのかを考察。アニメのストーリーを表面で追うのではなく、エピソードの裏側で組織やキャラクターたちがどのような思惑をもって事態を動かしていたのかを明らかにする。
・作品登場MSを豊富なイラストで紹介
グリプス戦役は多くの種類のモビルスーツが投入された戦いでもあり、
その後の宇宙世紀世界におけるMS発展の方向性の決定に大きく関わっている。
本書ではイラストレーター・瀧川虚至が描くイラストにより作品登場の多彩なMSを解説する。
瀧川氏の繊細なイラストが目に映りますね。
↑こんなＭＳまで解説しています。
 |
| ガンキャノン・ディデクター |
一部ヘイズルや劇場版、その他もろもろｚガンダムコミックの設定がごちゃまぜで記載されているので、ある意味Ｚガンダムっぽい設定資料集。
個人的にどこか懐かしい雰囲気を醸し出した本でした。うまくは言えませんが何といいますか、いい意味で当時のオタクやマニアが設定をひねり出して考察したＺガンダムといいますか……そんな感じの本です。考察は見ごたえあり、中々凝った内容で通好み。グリプス関連の話が凝縮されていて、この時代でいい考察本が見れるとは思いませんでした。
読み応えは抜群！
 |
| パラス・アテネがライフルを持っています。 |
 |
| 線画。キュベレイがライフルを持っています。 |
シャアとシロッコの詳細をできるかぎりの情報で詳しく記載されていて良かった。特にシロッコの考察が見れるのはうれしいし貴重でもあります。
文字が多めでぎっしり。個人的には押しの本！！
