2019/04/19

フルメタル・パニック! 七巻 



フルメタル・パニック! 小説 七巻


原作版フルメタル・パニック! 七巻です。

【第七巻(つづくオン・マイ・オウン)
・あらすじ
ようやく生徒会選挙が終わり、林水以下かなめや宗介も生徒会の任を解かれることとなった。その日、学校の屋上で宗介は林水から警告を受けることになる。「もう無理だと思うよ」生徒会会長として何かと便宜を図ってきた林水だからこそ、事態はどうにもならない所まで深刻になっていると感じていた。その言葉がきっかけのように、宗介は窮地に追い込まれてゆく。陣代高校に爆弾が仕掛けられ、学校の生徒全員が人質に取られたのだ。同じ頃、世界各地のミスリル基地は続けざまに「アマルガム」の襲撃を受けていたのだ。

新たなボス(前巻でもう顔見せはしましたが)レナードが表紙です。裏にはレナードが操る黒い機体が……載っていますね。

これまで通りの日常に終止符が打たれます。ここから起承転結の転が始まり、宗介とかなめの変化――日常から乖離していくのを感じるのでした。宗介は様々な学校生活を通して平穏を生きている人間との溝」を埋めてきたのでした。しかし、埋められないものにも気づきます。たくさん人を殺したという事実。
そして、千鳥かなめもまた、『囁かれし者』として天才以上の知識を手にして、世間とのズレに頭を悩ませていきます。
心にグサッと来るようなシーンが多い感じです。しんみりとした空気と急展開が続きます。
アマルガムの襲撃は留まらず、ミスリルは窮地に陥り、さらに日常にまで及び、戻る場所、相棒、守るものを失う宗介の戦いはまだ続きます。


ちなみに短編で登場したキャラクターが初めて登場します。