スーパーロボット大戦外伝 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL
・概要
本作は、バンプレストが展開しているロボットアニメのクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」に登場する、オリジナル作品である『魔装機神サイバスター』を単独でゲーム化したスピンオフ作品です。
・あらすじ
地球の内部にある地底世界ラ・ギアス。そこで最大勢力を誇るラングラン王国では、10年以内に魔神によってもたらされる世界の滅びが予言され、それに対抗するために人の持つ精神エネルギー「プラーナ」によって動く人型兵器「魔装機」を開発する。
しかし、魔装機を動かすにはラ・ギアス人より地上人の方が向いていることが判明し、ラングラン王は地上人召還計画を実行される。これは地上人がラ・ギアス人に比べて感情の波が激しく、より高いプラーナを持つ事に起因している。
この計画によって召還された地上人の中に、後に魔装機神サイバスターの操者となるマサキ・アンドーの姿があった……
グラフィックの一新し、戦闘アニメはリアル頭身になっている。
またキャラは河野さち子がリデザイン。より個性が引き立っています。
表情が変わるようになっており、その数も非常に多い。
表情が変わるようになっており、その数も非常に多い。
・システム
今作はいつものスパロボとは違うシステムになっています。
真上からではなく斜め視点に。
高低差が付けられ、高いほど有利に。
空中や水中の概念はなく、どの機体も陸上、水上になる。
高低差が付けられ、高いほど有利に。
空中や水中の概念はなく、どの機体も陸上、水上になる。
- 方向補正
ユニットには正面、側面、背面の3つの方向があり、背面>側面>正面の順に威力や命中率や回避率が上がります。
そのためできるだけ背面を狙うのがおすすめ。けれど、ZOCがあるのでそう簡単には背面を狙えないのです。
また敵も背面を狙ってくるのでそれに合わせた陣形が求められるかも。そこまで意識しなくても戦えますが(笑)
そのためできるだけ背面を狙うのがおすすめ。けれど、ZOCがあるのでそう簡単には背面を狙えないのです。
また敵も背面を狙ってくるのでそれに合わせた陣形が求められるかも。そこまで意識しなくても戦えますが(笑)
- 精霊補正
機体には風、炎、水、大地に分けられる精霊があり、
風→地
↑ ↓
炎←水
↑ ↓
炎←水
な具合にすくみが生じます。
また聖位、高位、低位なランクも。
上記の斜めや無属性の機体には補正は生じないです。
また聖位、高位、低位なランクも。
上記の斜めや無属性の機体には補正は生じないです。
- ランクアップシステム
機体をフル改造すると精霊のランクが上がり、ステータスに補正が加え、強化。
また特定の武器をフル改造すると別の武器に変化。
ただし改造したてでは威力が微妙なものや、消費や必要気力が多くなることもあるので注意かも。
また特定の武器をフル改造すると別の武器に変化。
ただし改造したてでは威力が微妙なものや、消費や必要気力が多くなることもあるので注意かも。
- プラーナ補正
操者のプラーナによって機体や武器に修正が加えられるのです。
プラーナを消費する武器を使うと補正が減ってしまいます。
ただしそこまで気にするほどでもない感じのシステム。
プラーナを消費する武器を使うと補正が減ってしまいます。
ただしそこまで気にするほどでもない感じのシステム。
ストーリーは第1部と第2部に分かれており、1部と2部の間に第2次〜第4次の話が入る時系列になっている(おおまかなあらすじは第2部の最初で語られる)
本作はSFCの性能を限界まで引き出しているんじゃないかと思えるほどの完成度。
特にここまでの表情の変化やトドメ演出の充実などはその後数年は本家スパロボでもできなかったほどです。
特にここまでの表情の変化やトドメ演出の充実などはその後数年は本家スパロボでもできなかったほどです。
また本作はBGMも秀逸で、機会があればサントラも聞いてほしいぐらいに出来がいいです。 本当に素敵な曲が多く、個性のある曲がより作品を際立っています。
いつものスパロボと違い、リアル等身で味方敵からのダメージが大きい。そしてガンダムやマジンガー、ゲッターが出ない作品です。そしてキャラ、設定、ストーリー共に深い。
いつものスパロボに飽きたという人にもおすすめ。
そしてサイバスターがカッコイイ、違うロボットを見てみたい、という人にもオススメの作品です。
昔は一部でプレ値がついていたりと購入が大変でしたが、今ならDS・PSP版リメイクやSFCも普通に売っているのでぜひプレイしてみてください。期待は裏切らないはず!!