SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品。
「スーパーロボット大戦シリーズ」の第2作目です。
「第2次」と銘打たれていますが、前作『スーパーロボット大戦』とストーリーおよび世界観のつながりはなく、シリーズカテゴリの一つである「DC戦争シリーズ」の第1作目にあたります。
内容は前作から大幅に変更されていて、システムの根本はこの作品で確立されました。ルート分岐は無く、全26話構成。
・ストーリー
類まれなる頭脳と、優れたカリスマ性を持つ天才科学者ビアン・ゾルダーク博士。
長年の緻密な調査により外宇宙から地球に脅威が迫っていることを知る。自分の主張に耳を貸さない国連ではこの重大な危機に全く対抗できないことを悟るビアンは、秘密結社ディバイン・クルセイダーズ(通称DC)を結成。
武力による世界統一、すなわち世界征服を目指した。
DCの電撃戦の前に国連軍は壊滅状態に陥り、またたく間に全世界の8割が制圧されてしまうのだった。さらにはビアンが設計し、自ら操縦する究極ロボ・ヴァルシオンによって、優秀なロボットやパイロットは次々に敗れては捕虜となっていった。
もはやビアンの目的達成は間近だと思われていたが、まだ抵抗を続ける人々も残っていた。ゲリラ的に活動を続けていた彼らは、ガンダム・マジンガーZ・ゲッターロボの3体のスーパーロボットを要するホワイトベースを中心に力を結集し始める。
唯一DCに対抗できる戦力を持ったホワイトベース隊。各地を転々としながら仲間を集め、敢然とDCに反旗を翻した。
数々の激戦を潜り抜けたホワイトベース隊は、遂にDC本部のあるジャブロー要塞にて、ビアンとヴァルシオンを打ち破る。
戦いを終えたスーパーロボットとそのパイロット達は、次なる戦いがいずれ来るという、死に際にビアンが残した言葉を胸に秘めながらも、つかの間の平和に身体を休めるのだった。後にこの戦いは、DC戦争(ビアンの反乱、第2次スーパーロボット大戦とも)と呼ばれることになる。
テレビCMではマジンガーZ、νガンダム、ゲッターロボの3体が、ホワイトベースから出撃するシーンを3Dグラフィックスで描いていて、兜甲児役の石丸博也さん、アムロ・レイ役の古谷徹さん、流竜馬役の神谷明さんが、それぞれの決め台詞を叫ぶのでした。
ゲームは至ってシンプルで、ロボットの駒動かして敵とぶつけて戦う感じ。というより今のスパロボに特殊なシステムを省いた感じです。
今プレイしても全然違和感無いので、初めての人もスパロボ好きも楽しめるゲームだと思います。